2020年12月3日木曜日

名古屋サイクロンズHCより御挨拶

平素は格別なるご支援ご声援をいただき
誠にありがとうございます。

本来ならば、11月29日(日)に行われる予定でした
みらいふ福岡SUNSとの交流戦をもって
今シーズン終了となる予定でしたが
福岡SUNS様が諸般の事情により辞退いたしましたので
急遽ではありますが、残念ながら今シーズンが終了となりました。

福岡SUNS様もご判断には苦渋の選択であったと推測され
この状況下の中、非常に難しいご決断であったと思います。

我々といたしましては、協会様が福岡様の辞退を
受理された事を理解し、福岡様のご判断を尊重して、
この度の事態を受け入れることとなりました。



福岡SUNS様のチームメンバーの健康、安全を
最優先に考えることは当然のことですし、
それに伴う辞退自体は、我々も状況次第では
同様の判断をする事もあったかと思います。

協会様が辞退をお認めになる判断自体も至極真っ当なご判断です。
そこに関しましても我々も十分承知し、納得しております。



全てが苦渋の判断だったと思います。

そんな中でも2試合でも今シーズンを送れた事は
このような状況下では幸せなことと感じています。

今シーズン、参戦出来なかったチームを思えば
それでも今シーズンを戦えた事をありがたく思います。



大変な状況下の中でも試合開催に向け、
多岐に渡りご尽力いただいた協会様や
関係各所の皆様には本当に感謝しかありません。

大変なご尽力をいただきまして
誠にありがとうございました。




選手、スタッフとは試合中止が決定した
11月26日(水)の夜にオンラインにて緊急ミーティングし
今回の経緯説明と今シーズンが終了した事を報告しました。

どこまで行っても、
簡単にはやるせない気持ちは拭えませんでしたが
みんなには理解してもらいました。


とはいえ、あまりにも呆気ないシーズン終了である事は否めず
まだ多くを語るには心の整理が出来ていない
というところが本音です。

しかし、これが新型コロナというウイルスの
恐ろしさなのだと改めて痛感しました。



福岡SUNS戦は色々な意味で注目を浴びております。

その福岡SUNS様に対し、
粛々と真面目に取り組んできた弊チームの選手達が立ち向かい
必ず勝利に導いてくれると確信していました。


また、負ける事の出来ないトーナメント戦の中
どうしても起用機会が制限されてしまうメンバー達に
今回は多くピッチに立ってもらい、
これまで活躍出来なかった悔しい気持ちを
プレイで発揮して戦ってもらいたいと考えておりました。


更に言うならば、今シーズンをもって引退を考えていた選手、
または業務等の都合によりチームを離れなくてはいけない
選手もいたかと思います。

そんな選手達に戦う場を提供する事が出来ず
本当に口惜しく思います。



そして何より今シーズン、
この厳しい状況の中感染予防に細心の注意を払いながら
ひたむきに練習を繰り返した選手達

消毒・備品管理等、繊細かつ多岐に渡る
今までにない気を張り巡らした対応を黙々と対応してくれたスタッフ達

練習計画、コロナ禍におけるいつもとは違う対応を
事細かく対応してくれたS&Cコーチやトレーナー

この状況でも手を抜く事なく、細部にわたり
チームを作り上げていったコーチ陣、各リーダー

常にどのような状況が来てもチームを鼓舞し続けた
キャプテン、バイスキャプテン達幹部

そんなみんなを今シーズン未勝利で終わらせてしまった、
勝たせる事が出来なかった事が本当に悔しいです。



今シーズン、これまでのシーズン以上に本当に多くの人に
支えられている事を更に痛感したシーズンとなりました。

このコロナ禍の中でも試合会場に足を運んでくださいました皆さま
またインターネット配信を見ていただいた皆さま
スポンサー、サポートスポンサー、
CYポーターの皆さまやサイクロンズを支えてくれる皆さまの
声援、支援が本当に心強く感じました。

またボランティアスタッフとして
多くの方に支えていただき滞りなく試合を行うことが出来ました。
試合会場でのお手伝い等、誠にありがとうございました。


何よりもこの環境下の中
選手のご家族やご友人、会社関係の皆さまには
選手をグラウンドに送り出していただき、
支えていただいた事、本当に感謝しかありません。



ひときわ悔しさが残るシーズン終了となりましたが
サイクロンズはまた一歩歩み始めます。

こんなにも早く来シーズン戦いたいと思う
シーズンエンドはなかったかもしれません。



新型コロナウイルスも第三波が襲来しており
来シーズンがどのようなシーズンになるかまだ予測もつきません。

しかし、来シーズンはいつものシーズンに戻れる事を
願って止みません。

まだまだ予断を許さない状況です。
皆さまにおかれましてはくれぐれもお身体、ご自愛ください。

今後とも変わらぬご声援、ご支援のほど
よろしくお願いいたします。



残念な形でのシーズン終了となりましたが
取り急ぎ今シーズンのお礼とさせていただきます。

今シーズン、本当にありがとうございました。


名古屋サイクロンズ
ヘッドコーチ
小林真樹


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